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若年層のマンモ検診について
2010年08月13日 (金) | 編集 |
MMG1.jpg


【出典】
●35~39歳のデータについて
2010年5月米国国立がん研究所発行の医学誌JNCIに掲載された、若年層のマンモグラフィ検診に関する最新の報告
http://jnci.oxfordjournals.org/cgi/content/abstract/102/10/692
http://jnci.oxfordjournals.org/cgi/content/full/102/10/NP-a

(1995~2005年にかけて、初めて検診目的或いは診断目的でマンモグラフィを撮影した18~39歳の女性117,738人について、米国内6つのマンモグラフィ登録のデータを集積し、撮影後1年間追跡調査したもの。)

●40~69歳のデータについて
2009年11月USPSTF推奨変更に関する論文
http://www.ahrq.gov/clinic/uspstf09/breastcancer/brcanup.htm

以上、8月12日のツイッターにおけるKMaCS_55さんのつぶやき(http://twitter.com/KMaCS_55)を元に、kico110(あたくし)がグラフ化。
(勝手ながらつぶやきをまとめさせていただきました。ご参照ください→http://togetter.com/li/41754) 
グラフ画像のアップロードについてはtofu_50さんにご指南頂きました。
カルテポストさんにも快く協力をおっしゃって頂いて・・・
この場を借りて御礼を・・・みなさま有難うございます!!

そしてなんのひねりもない、つたなすぎるただの棒グラフで本当に申し訳ないです!!



【グラフの見方】
それぞれの年代の女性が1万人ずつ、MMG検診を受けた時
・・・・・・
●「要精検」:精密検査が必要と言われた人の人数
●「がんと診断」:精検後、実際がんが見つかった人の人数
●「偽陽性」:精検後、がんでないことがわかった(陽性と誤判定された)人の人数
●「がんを見逃し」:MMGをしても、がんを見逃されてしまった人の人数

○偽陽性の人数に注目!
「偽陽性」とはMMG検診を受け、要精検と言われ、その後がんでないことがわかった人。
(意外と多いなーって思いませんか??)
検査結果を待つ間、がんではないかと精神的不安を抱いたり、生検などを受けることで身体的負担を負う可能性がある。
35~39歳の偽陽性の人数が特に際立って多く、このグラフでは年齢が高いほど減少している。

ちなみに。
検診が行われる際には、あらかじめ偽陽性の可能性があることを受診者に説明する必要があり(MMGの結果が陽性だからといって、必ずしもがんと診断される訳ではないと言ってあげること)、そのことで結果を待つ間の精神的苦痛を減らすことができるのではないか、と言われているとか。
しかし実際行われているかどうか・・・・・・んーどうなんでしょう?

***ご注意***
あくまでこのグラフは米国での調査に基づくため、罹患者の数など日本とは異なるそうです。


そもそもがん検診の目的とは・・・
「がんによる死亡率を下げること」であって、たくさん見つけることではありません。
検診による利益(死亡率低下)と不利益(偽陽性や過剰診断などの問題)を天秤にかけたときに、不利益が勝ってしまうのならば、それは有効な検診とは言えないのであります。
この有効性はこのグラフでもなんとなくわかるように、年代によって違います。
検診を受けるべき年代や受診間隔は、科学的根拠に基づいて定められているのです。

つまり、若年者のMMG検診は、利益より不利益が多いとされ、
検診対象となる年代のMMG検診は、不利益より利益が上回るということです。
だから「偽陽性」が多いからといって、検診を受診しないのではなく、
適切な年齢に、適切な間隔で、乳がん検診を受けましょう~~!!

そして検診対象でない年代の方はどうすればいいのか、というと・・・
自分の体に興味を持ち、不調があればすぐに病院へ受診すること。

どの年代にも共通しているのは
検診の結果に関わらず、不調があればすぐに病院にかかれる心構えをしておくこと。

検診の精度はどんなに頑張っても100%にはならないし、
(基準をゆるくして見つけすぎても、基準をきつくして見つけなさすぎても、どちらもいけない)
もしがんが発生してしまっても、その進行は人それぞれゆっくりだったり早かったりするので、
いざという時に受診できる心構えをしておくこと、コレ、すごーく大事です。

【詳しくお知りになりたい方は】
TBS「余命1ヶ月の花嫁・乳がん検診キャラバン」の内容見直しを求める要望書提出について
http://www.cancernet.jp/kenshin/index.html

目がしばしばしちゃうかもしれないけど、
「添付資料:要望の根拠について」という箇所がとてもわかりやすいので、読んでみてくださーい。


ここまで読んで頂いて・・・何か問題はありませんでしたでしょうか??
何かありましたら遠慮なくご指摘ください。
よろしくお願いいたしますm(_ _)m



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